ビザなし渡航が可能な国
先ほどから日本のパスポートは最強だと何回も言っていますが、これがさす意味を紹介します。
緑はビザが免除されている国、青は渡航前に電子申請が必要な国、黄緑は到着時にビザが取れる国です(Wikipedia Commonsより)。日本は世界154ヶ国に関しては短期滞在においてビザ免除で入国が可能である。
周辺の韓国・中国・台湾や交流の深いアメリカ・ドイツ・タイ・南アフリカ以外にも、ウズベキスタンやジャマイカ、モロッコなどもこの対象に含まれている。日本人が海外に行くハードルはかなり低いといえるだろう。
ビザの申請というと、大使館や領事館にわざわざ行って高いお金を払って申請する必要があり(アゼルバイジャンなど一部の国は日本国籍者は無料であるが)、それだけで海外旅行のハードルを高くしている。
特に日本人になじみの深い三か国を紹介します。
大韓民国
近くて遠い、だけどとても近い国であった、というのが率直な感想です。
画像はソウル駅。国鉄の韓国鉄道線は客車列車が多く、どちらかというとヨーロッパの鉄道に近い印象を受けます。一方で、地下鉄の首都圏電鉄線の運行形態がとても日本的。しかも、要所要所で日本語の車内アナウンスがあるなど、日本以上に乗客に親切で、複数事業者による運営であるにも関わらず運賃が均一であり、大変便利でした。
バスツアーで軍事境界線そばまで行き、朝鮮戦争が未だ終結していない現実も目の当たりにしました。とても興味深く楽しむことができました。あと食事が大変美味しかった。
中華民国(台湾)
日本からはLCCのネットワークが非常に充実しており、今ではおそらく一番行きやすい海外ではないでしょうか。特に沖縄からだと、東京や大阪に行くよりも近いので、より安く行くこともできます。
食事も美味しく(ここ重要)、現体制になるまでが少し特殊であるためか、様々な文化を楽しむことができる国です。